プロが心がけている動作の基本とは

身体の使い方
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大人からバレエをはじめた方へのセッションが増えてきたこともあり、バレエの動きは、どういった表現の仕方をするのかを雑誌を購入して勉強しました。
 

バレエをやっていなくても動きが分かる理由

そもそも私はバレエをやったことはありませんが、身体原理については、知識と感覚の両方を自分の体で再現できるようになってきており、人の体を効率的に動かすにはどうしたらよいのかを伝えることができます。
 
スキルがないのでバレエをやってみろと言われればもちろんうまくはできないでしょう。しかし、身体の仕組みや繋がりを考慮して、その使い方ではなく、こっちの感覚で動かしていくとうまくいきますよ、ということは言えるのです。
 
バレエも、野球もゴルフも、どういう考え方で身体を使うかという根っこの部分は同じだということです。そして、いかに自分に意識を向けて身体をコントロールできるかどうかがスキルの前に必要になってくるのです。
 

プロの体への考え方は素人にも必要なこと

この雑誌の中でも多くのバレリーナが同じことを言っているのを読んで、やはり身体の使い方や感覚に目を向けているんだなという感想を持ちました。
世界的スター・バレリーナのウリヤーナ・ロパート・キナ
雑誌の中でこう言っていました。
 
『自分の体に耳を傾けて』
『体を緊張させ過ぎない』
『力を入れることだけでなく力を緩めることを学ぶ』
 
自分の体に耳を傾けて、緊張と弛緩のバランスですが大事だということですね。
 
多くの人が無意識に筋肉に力を入れてしまっているのが現状です。
関節の動かしやすい角度が、力の伝わる使い方になるのですが、筋肉の緊張はその動きとは違う道を通してしまいます。
筋肉に頼ると怪我をするのを身をもって知っているので、身体の使い方や感覚については大事なことだと考えています。
解剖学的なアプローチと感覚的なアプローチ、そして身体の原理を理解していくことで、パフォーマンスは必ず上がるのです。
 

上手になるには動きを分解すること

たとえば、ボールを投げるという動作ひとつとっても重心移動や下半身の使い方、股関節の使い方、背骨から肩、肘、指先への力の伝え方など、様々な動作が重なり合ってボールを投げることができます。
ボールを離す瞬間に全身をその対象物に向けて、力を伝えることに加えて、さらに、ボールの行き先をコントロールする意識と感覚も必要です。
どこかで、不自然な動きをしているとボールには力が伝わりません。
一つ一つ動きを分解して、正しい使い方を習得させたら、その動きをつなぎ合わせていくのです。
痛みがあるという人などは、どこかで不自然な使い方や、無意識の筋肉の緊張が入っている可能性があるので、関節が自然に使えるようにする訓練をしなければいけません。
 

日常が稽古である

ひとつだけ言えるのは、日々の意識が身体の使い方の訓練になるということ。
第一線で活躍している選手は24時間体制で体に耳を傾け、目を向け、そして感覚をとても大事にしています。
 
 
以前、ゴルフの石川寮選手が、タイガーウッズの歩き方を見て、
だから、あの素晴らしいプレーができるんだ
と言って驚いたそうです。
歩き方から、立ち振る舞い、所作などあらゆることがほかの選手とは明らかに違っていたのです。
 
競技の時だけ良い身体でいようと思っていても意味がありません。
普段から身体と向き合っておくこと
大事にしたいですね。
 
 
 
 
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