抽象度を上げると見えてくるものとは?

身体のセルフケア
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こんにちは、青木です。
昨日は美脚セルフケアセミナーに参加してきました。
 
 
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いつも私が大阪で学んでいる和身塾の山崎さんのセミナーです。
 
まず最初に僕が身体のことを学んでいる理由を
少しお話させてください。
 
 
昨年の4月に身体の使い方セミナーに
参加したのが最初でした。
 
 
当時の僕は身体の使い方に自信がありました。
 
 
というのも、小さい頃から野球をやっていて
20代前半に、メジャーリーグを目指して
アメリカに渡ったぐらいの身体だったからです。
 
残念ながらメジャーには到底届かない実力で独立リーグどまりでしたけどね。
 
まぁ、それなりに身体の感覚には自信があったのです。
 
ところが、山崎さんのセミナーに参加すると
今までの感覚が通用しないじゃないですか!!
 
 
何一つできることがない自分に絶望したんです。
 
そう、
 
絶望です
 

・・・

・・・

 

絶望・・・笑

 
 
こんな身体の感覚があるんだと実感し、
それ以降、毎月大阪まで足を運ぶようになったのです。
 
一ヶ月に一回というのは苦しいんです。
なにが苦しいかというと
前回やったことを、自分で復習して
よし、今回は少し上達してるかなと
思っても、すぐにまた課題が見つかる。
 
そして、また一ヶ月悶々としている状態・・・。
 
また行っては、できない自分を知るという
繰り返しです。
 
例えるなら野球の試合でエラーをして
取り返したいと思っていても、
次の試合が来月までない
 
取り返すチャンスがすぐやってこない
ようなものです・・・。
 
 
悶々としそうです。
 
 
 
 
正直、嫌になった時もありました。
 
でも気づきました。
 
これって、一生やり続けていくんだなと・・・。
 
 
今の自分が一番できない自分だと知ることで、
前に進むしかないですからね。
 
これに気づいて、課題が見つかることが楽しくなり
毎回通うようになってます。
 
こうして、まだ一年ちょっとですが、
自分自身の身体としては、
少しずつ変化が表れ始めました。
 
手術の影響でできなかった正座ができるようになったり
腰痛になりにくくなったり
怪我をしにくくなったり
遠投85メートル投げても肩が痛くならなかったり
姿勢が良くなったり
身体が楽に使えるようになったり
 
などなど
 
当初できなかったことが少しだけできるように
なったりもしてます。
 
いや、できてるつもりかもしれません。
というか、一生かけて追求していくわけですけどね。
 
担当するお客様も少しずつ身体の変化を感じてくれてます。
 
しかし、どこかで一般的には理解しにくいものなのかなと
いうのがあって大事なことだとは思いつつ、
ブログ等で表現していなかったところもありました。
 
このセミナーを受けてみて、あらためて貴重なことを学んでいると
感じたので、これから少しずつシェアしていくことにしますね。
 
興味のある方はブログをチェックして
いただけるとうれしいです。
 
 
 
それでは、セミナーの話にいきましょう。
 
セミナーというと一般的には次の3つの視点で
受けにいくことが多いのでは
ないでしょうか?
 

  1. どこをどうすれば良いか教えてー?
  2. どんな手技を使えばいいか教えてー?
  3. 答えを教えてー!!

 
これらは具体的であり、
これは正解、これは間違いといった
概念が絶対化されていることがあります。
 
もちろん、この考え方が悪いわけでなく
『いろんな視点で物事って見れるんだよ』
と言っているだけです。
 
今回のセミナーを
一言でいうと
 
 
『抽象化』
 
です。
 
さきほどの具体の真逆にあるのが
抽象化という言葉ですね。
 
美脚セルフケアというテーマが入り口でしたが、
腓腹筋がどうとか、
大腿筋膜張筋がどうなど
といった解剖的な話はほとんど
出てきません。
 
たとえば、身体にかかっている
重みを感じるといった表現を使います。
 
重みのある身体をしている人と、
ない人を仰向けに寝かせ、
脚を触って比べてみる
ということをしました。
 
 
実際触って実感すると、その二人の脚の重みが
全く違うことに全員が驚きます。
 
単純に筋肉が重いとかそういう問題ではなく、
重みのある人は、普段から脚に重心を乗せ過ぎているので、
脚に重みがでてしまっているのです。
 
重みのかかっている箇所は、硬くてパンパンなんですね。
当然太さも太くなってしまってます。
 
こうした重みをまず、自分で感じる、
認識するといったことからスタートしました。
 
 
ほかにも、
 
快適な方向を見つける
全身から声を聞く
 
といった抽象度が高い内容も。
 
 
僕は山崎さんの話は以前から聞いてるので
抽象度の高い話でもようやく、
多少理解できるようになってきましたが、
 
初めて聞いた人たちもあっさり理解していたので
正直、そこに驚いたんですけどね。
 
今まで大きな勘違いをしてたようです。
 
 
 
 
さて、下の写真は、その重みを調整した
あとの写真です。
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※左脚が調整後
写真じゃ分かりにくいかな~。
ふくらはぎの筋肉の出っ張りがスーっとなくなり、
太モモも全体的に細くなっています。
 
この画像の本人はめちゃくちゃ驚いてました。
脚の太さが変わっただけでなく、
脚も軽くなるので変わった感が半端じゃないんです。
 
重みのある箇所が認識できれば、
脚じゃなくてもどこでも変わっていきます。
 
ただ、そのときだけ変わったものを、
根本的に変えていくには、
徹底的に日々意識していくしかありません。
 
ここにフォーカスできるかどうかに
結局はかかってくるのです。
 
美脚は一日にして成らず
 
ですね。
 
私も、課題がみつかったので、
徹底的に意識して進化させていきます。
 
自分の身体の重みがわからないという人は
今後、勉強会や、セミナーなどを
企画するので楽しみにしてください!
 
 
それでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 

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