さて、今日の内容は、
肩こりをなんとかしたい、
という人が、
嘘みたいに軽くて楽になる
ちょっとした意識について
お届けします。
実は、
スタジオに来られる、
脚が細くならない、、
なかなか痩せない、、
と言っているお客さんのほとんどが、
肩こりで困っています。
ですので、
理想の体型作りのためにも
ぜひ知っておいてくださいね。
9割の人が間違っている頭と首の関係
15年ほど前、サラリーマンとして仕事をしていた頃、肩こりと首の痛みがひどい時期がありました。 当時は、整体やマッサージなどにもよく通っていたのですが、特別良くなることはありませんでした。 それが今では肩こりになることはありません。なぜなら、首と頭の位置を最適なポジションに置いておくように意識位しているからなんです。
自分の首の正しい位置を知る
自分の首の正しい位置ってどういうこと!?
と思うかもしれませんが、実はほとんどの人が間違ったイメージや感覚を持ってしまっています。
このことが肩こりや首痛の原因のひとつになっていて、正しい位置を知るだけで全く違う世界になることもあるのです。
解剖学的な首と頭の位置関係
首はどこから首だと思いますか?
と質問すると多くの人が顎から下あたりを首と認識しています。
実際の首と頭(第一頚椎と後頭骨)は頬骨やや下ぐらいの高さにあります。
どうですか?
思ったより上についていませんか?
自分が思っている首と実際の首がズレていることが、肩こりや首痛の原因になっていることもあります。
イメージと実際がズレているということは、自分で体をコントロールできてないことになるので、無意識で自分が思っているのとは違う動作をし続けていることになるんですね。
骨の形状を知る
次に知っておきたいポイントは首と頭の骨の形状です。
主に、第一頚椎、第二頚椎、後頭骨の形状を知っておくと良いでしょう。
この二つの骨の特徴はベアリングになっているということ。
第一頚椎に第二頚椎が刺さった格好になるので
首を横に回しやすい形状だということです。
後頭骨と第一頚椎
後頭骨と第一頚椎の付いている部分は丸みがありおわん型になっているので頭を前後に動かしやすい形状なんですね。
これらの骨の形状の影響もあり、首の回旋の45%は第一頚椎、第二頚椎、後頭骨で動かせると言われています。
首を回す動作のほぼ半分ってすごいと思いませんか?
おそらくほとんどの人がこの部分を使わずに、また意識せずに顎から下の部分で首を動かしていると思います。
このことさえ覚えてしまえば、今までの概念が覆されて快適なポジションで頭を支えることができますし、楽に動かすことができるのです。
今すぐ軽くなる感覚を覚える
実際には頬骨のやや下あたりの高さに首と頭がついているのですが感覚で感じることができます。
それは、頭を縦や横に軽く動かした時に、目の奥がふわっとする感覚です。
目の奥を感じてみてください。
いつもこのふわふわした感覚が、頭の重心をとっていてそのほかの筋の緊張を防ぐと考えてます。
いい姿勢にするには、固めるという意識があるかもしれませんが、まったく固める必要はありません。
これは、首も体幹も同じことで、固めることが筋肉を緊張させてしまうのでスムーズな動きができないどころか、筋出力も落ちます。いつもしなやかな体でいることが、強さにつながるんですね。
大事なことは最適な場所で重心をとれる感覚です。
私が思い出すのは小学校の時に、ほうきとか傘を指先に乗せてバランスとって遊んでたことです。
いいポジションになると、バランスが取れて長い時間ほうきを乗せておくことができましたよね。
背骨の上に乗っかている頭の重心をちょうど良いポジションで支えてあげると、無駄な筋の緊張がなくなり、肩こりや首痛などの症状になりにくくなるのです。
もっと言ってしまえば、足の裏から重心を取る必要があったり、ほかにも多くの要素が関係してくるのですが、まずは首と頭の位置関係を知ることで体が楽になってくると思います。
このことを知ったクライアントのみなさんは、頭が軽くなったり、姿勢が良くなったり、歩き方がきれいになったりしています。
先日もセッション後お客さんが、「いつもと見える景色が違う!!」と姿勢が変わったことに驚いていました。
私自身も、日々この意識をもって生活するようになってから、首や肩が痛くなることがなくなりました。痛みを出していた悪い癖が、良い癖に修正されたのだと思います。
自分の身体に目を向けて、日々の意識を持つことでより良い身体を目指してほしいと思います。ぜひ、 参考にしてみてくださいね(^^)