施術をすると腰を痛めてしまう、、いつか身体を壊すのではと不安を感じているセラピストのための解決ポイントをお伝えします。

◆ 学び&気づき
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身体を痛めている施術者が多い現実

施術をすると腰が張ってきて重だるい感覚になる…。首や肩に力が入っているせいで常に痛みを感じている…。

そんなお悩みを抱えているという方は多いのではないでしょうか。

先日、「支えるだけ整体セラピスト養成講座」のフォローアップセミナーを開催した際でも、施術していると身体が辛くなってくるという声を聞きました。

私自身も以前は、施術していると左腰がすぐに張ってしまう状態でした。1日に3人施術するだけで、腰は重だるくなり、翌日も痛みが残っている…。そういった経験もしてきました。

しかし、あるとき腰が痛む原因がコレだ!とはっきりと理解することができたのです。すべての人に当てはまらないとは思いますが、今回のブログでは、私が考える腰が痛む原因と解決法について一つの見解をお伝えします。

施術で腰を痛めてしまう理由

結論から言います。

腰を痛める、腰が重だるくなるのは、腰椎の『動かし過ぎ』もしくは、『動かさな過ぎ』のどちらかが原因です。

施術をしているときというのは、前にかがむ、捻る、横に状態を倒す、また、それらを織り交ぜた姿勢をとることになります。

そのときに、あなたの身体の癖が出ているのです。それが、腰椎を構造上の可動性を越えようとしてしまっていたり、動かす必要があるのに固めてしまっているという状態を作っています。

施術中の腰痛を防ぐには?

  • 骨盤の向きと同じ方向に腰椎を向けておく
  • 捻る時は「頭→首→胸椎」の順番で回旋させる
  • 腰回りの筋肉に緊張が入っていないかを確認する
  • 緊張に気づいたら、その緊張をやめる、または、緊張が入らない姿勢をとる
  • 骨盤の前後の動きとリンクして腰椎が動くようにする

腰が痛くなる原因が「動かし過ぎ、動かさな過ぎ」どちらにしても、施術中に自身の背骨がどうなっているかを知覚するということが大事になってきます。

腰椎の癖についての解説動画

⏬こちらの動画で簡単に解説しています。腰痛解消のヒントとしてお役立てください。

ちなみに、脊椎の回旋可動性としては、胸椎は30度、腰椎は5度だと言われています。

腰を動かし過ぎてしまう人の場合、動きにくい腰椎を回旋させるというイメージや癖がある可能性が高いです。

本来もっている腰椎の可動域を超えようとしてしまうと、力ませる必要のない筋肉を無理に収縮させ、その時間が長くなればなるほど痛みや重だるさが発症する、、そんなメカニズムが働いていることになります。

そういう意味で言うと、痛み、重だるさは、身体から「負担がかかり過ぎていますよ」というサインなのです。

背骨の感覚を研ぎ澄ます

私たちは、頭での理解よりも感覚を大切にしたいと考えています。

あくまでも、骨格模型や解剖学の教科書などで見ている背骨は、あなたの背骨ではありませんよね。

知識は気づきのきっかけや頼りになるものです。しかし、実際、あなたの身体を支え、動き、さまざまな働きをしている背骨の感覚が大事なのではないでしょうか。

私自身もそんな背骨の感覚を繊細に知覚していくことで、施術中の痛みや重だるさから解放されました。

もし、あなたが施術時の痛みに不安やもどかしさを感じているのであれば、まずは、背骨に触れてみてください。触れられる箇所だけで構いません。

そして、現状がどうなっているのかを確認してみてください。毎日毎日、気にかけてみましょう。

身体の感覚を高めたい方におすすめのセミナーがあります。

身体感覚ラボでは、月に一度、身体の感覚を根本から見直し、動きの土台を育てるセミナーを開催しています。

身体感覚とは、

  • どこに身体があるかを感じ取る力
  • 重心やバランスを自然に保つ力
  • 触覚や関節・筋膜からの感覚情報を統合する力

といった、自分の身体を“今ここで感じる能力” のこと。 ただし、テクニックを教える場ではありません。そして、結果を競うものでもありません。

感覚を丁寧に“味わう時間”として設計されています。 

  • テーマごとの稽古
  • 身体の感覚と動きの統合
  • 自分の身体を“検証”できる力

これらを通じて、自然な動きが生まれる身体感覚を育んでいきます。毎月扱うテーマは違うので、単発受講も可能となっています。

次回開催は2026年2月17日(火)@西新宿

次回の身体感覚基礎セミナーのテーマは『胸郭』です。肋骨、胸骨、胸椎で構成される部分に着目して稽古をおこないます。

なぜ、胸郭なのかと言うと、この部分は劣化しやすいと感じるからです。現代社会では、呼吸が浅く、動きも少なく、姿勢も崩れ、胸郭が硬くなっている人が多くいます。

また、子どもであっても”からだ”をたくさん動かして遊ぶことが少なくなっていたりするのではないでしょうか。頭を優先させることが多い環境であれば、胸郭の自由な動きに制限がかかっているはずです。

スポーツ、音楽、ダンス、セラピスト、”からだ”を使って表現すること全てにおいて、小手先になりがちな動きを、”からだ”全身を使った表現にしていくためにも、この胸郭の感覚は重要になるでしょう。

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