腰痛の対処法②

◆ 学び&気づき
この記事は約4分で読めます。

腰痛の対処法として前回はテニスボールを使った虚血性圧迫のお話をしました。

前回の記事はこちら → 腰痛の対処法①

今回は骨盤の歪みの調整です。

 骨盤の歪み

歪みは誰でもあるもので、その歪みを真っ直ぐにすればいいというわけではありません。
ただ、腰痛の時には歪みが助長されてることが多いですね。

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骨盤を調整するときの考え方としては、三方向から調整するということです。

  1. 骨盤の左右の高さの調整
  2. 骨盤の開きの調整
  3. 骨盤の回旋の調整

この三方向の歪みを調整することで、腰痛の改善を目指します。

どうやって調整するかといいますと、

骨盤のゆがみの原因となる筋肉を収縮させる
    ↓
ストレッチでその筋肉をのばす
    ↓
3回ほど繰り返す
 
以上です。
※MET(マッスルエナジーテクニック)

お客様のコンディショニングをするときは、まず触診をして骨盤の歪みをチェックしたあとに、3方向の調整をおこないます。

調整をするだけで、緊張しすぎていた筋肉が緩み痛みが軽減されることがあります。

しかし、自分でやるとなるとどう歪んでいて、どこを調整するか知らなければいけないので ある程度の知識や感覚が必要になってきます。

自分で理解するのはなかなか難しいとは思うので比較的簡単にできる、高さ、開きの調整の仕方をお伝えしたいと思います。

 

骨盤の高さを自分で調整する方法

骨盤の高さが左右違いがあった場合、
骨盤の高さが高い方を調整します。

左の骨盤が高い場合
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左の腰骨を上にあげることで、腰の筋肉(腰方形筋)13秒間縮めます。

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今度は10秒ほどストレッチします。

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2~3回繰り返すと骨盤の高さが揃ってきます。
この時点で前屈してみたり、痛かった動きをしてみて痛みや違和感がなくなり、動かしやすくなっていればOKです。

骨盤の開きを自分で調整する方法

左と右とどちらを調整していいのかがわからないですよね。

本来なら、テストをして決めるんですが、自分でおこなう場合、痛みのある側を調整してます。

私の場合は、右の骨盤が開いている(アウトフレアーといいます)ので右側を調整します。

まず横向きになります。
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右の殿筋群を使って13秒間縮めます。

お尻が使われてるのを意識します。
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使った部分を約10秒間ストレッチします。

このとき、右手で開いてる骨盤を戻す方向に押してます。

DSCN0134
2~3回繰り返すと骨盤の開きが揃ってきます。

終わったら軽く動かしてみます。

軽く感じられてればOKです。

このとき、痛みを探そうとしないでくださいね。

テニスボールでの虚血性圧迫をしてから、歪みの調整をするとより筋の緊張がとれるので効果的です。

そもそも歪むということは、筋肉が緊張したり弛緩したりすることで起きるわけです。

骨が勝手に歪んでるわけではありません。(骨は歪みません。)

主に緊張してる筋肉を緩めることが痛みの軽減に繋がると思ってよいと考えます。

まずは一度、専門家に診てもらい自分のカラダの癖を知るところから始めてみてはいかがでしょうか。
※試す場合はあくまで自己責任で無理のないようにお願いいたします。

ここまで、腰痛に対する二つのアプローチをお伝えしてきました。

実は、もうひとつ私が実践している究極のアプローチ方法があるんです。

今回までの二つのアプローチは対処法ですが、究極のアプローチでは根本的な部分にフォーカスしていきます。

次回のブログでお伝えしますね。
では今回は、このへんで失礼します。

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今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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