2020年2月19日「からだコーチ養成コース」の様子

身体の使い方
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青木正儀(あおきまさよし)です。

昨日、(2020年2月19日)は、「からだコーチ養成コース」の日でした。

 

からだコーチとは、身体のことを熟知した専門家です。

身体の使い方を自分の身体で深く理解して、その知識、智慧を使ってお客さまの身体を機能的で美しく健康的な身体に導きます。

 

「いつまでもキレイな身体でいたい」

「仕事や趣味のパフォーマンスを上げたい」

「心と身体の不調のない健康な身体を手にいれたい」

 

このような声にしっかりと答えて社会に貢献する存在を目指しています。

 

からだコーチ養成コースの内容

このコースは、これまで私が学んできた、武道の身体原理、美脚整体、コーチングスキルなどの全てを提供する場です。

実際やっていることは、少しマニアックな内容。そのせいか、いまのところ参加者が少なく、少人数でひっそりと行なっています。

あと2〜4名くらいいると稽古がさらに充実していいなと思うので、今年中に募集しようかなと考えてます。

 

美脚整体

重さ、緊張、肉体のストレス、意思、氣、内面のストレス・固定観念を観る『芯察』をしながら施術をする、これが美脚整体です。相手の重さをピンポイントでとらえることで驚くほど変化がでます。相手の脳が緩み心が動くそんな整体技術のレベルをあげていきます。

 

身体の触れ方

身体は、触れ方ひとつで簡単に変化します。また、触れ方が悪いと、相手に不快感を与え、的確な触り方をすると、最大限のパフォーマンスが発揮されます。また、一瞬で相手の心と体がゆるむ触り方をマスターすることで、信頼関係の構築、心理的距離感を縮めることができるのです。身体のパフォーマンスアップ、良好な人間関係の構築ができる『触れ方』の技術を学びます。

 

身体原理

「風が吹いたら柳は揺れ、風が止んだら柳は元に戻る」このような状態を「往なす」と言います。身体原理を学ぶことで、肉体的には無駄な力を使わずに効率の良い身体の使い方ができます。施術をする上でも必要な身体感覚を養います。身体原理の特徴は、自分自身の癖がわかるようになること、そして、見えないものを見ようとする力が養われることです。自分がやろうとしていることを客観的に感じ、相手の意識を感じる、といったことを身体を通して検証し、理解し、腑に落とすことで、本質的な感覚を習得することを目指します。

 

コーチングスキル

 相手が持っている問題意識を汲み取り、課題となっていること解決するためのアイディアや答えを本人から導き出す能力を磨いていきます。相手の話をよく聞く、相手をよく観る、相手をよく感じる、この三つのことの本当の意味を追求することで、言葉の前提や固定観念に気づいてもらえるコーチングスキルの獲得を目指します。

指導技術

 指導技術と一口で言っても、様々な能力が必要です。カウンセリング、メニューの組み立てから 指導内容についての具体的注意点、身体を改善するためのケアやエクササイズの処方、相手との コミュニケーション力を身につける必要があります。お客さまの身体に責任を持って取り組める人 材になれるよう、問題解決のための指導技術習得を目指します。

ビジネス

ビジネスのノウハウなどの手段だけを学んでいると、常に新しいノウハウが必要になりセミナージプシーになってしまいます。特に、ビジネスについては、人の身体、心を相手にサービスを提供している私たちは、世間で言われているビジネススキルをそのまま採用してもうまくいかないことが多々あります。身体の専門家としてのビジネスのやり方があると思うのです。その人それぞれのタイプやレベルに合わせたビジネスの方法を学んでいきます。

 

 

月に1回4時間、メンバーと一緒にこれらのことを探求しています。

身体の使い方では自分の身体がどうなっているのか?相手の身体がどうなっているのか?相手は何をしようとしているのか?を感じようとします。

それは、筋肉、骨、皮膚、筋膜、骨膜、血管など、身体という物質を繊細に見ていくことだったり、物質だけでなく、目では見えないが、なんとなく感じようとすると観えてくる、相手の意識、氣、重さ、緊張、ストレスなどを観ようとすることだったりします。

自分の身体をセンサー化し、五感を研ぎ澄ます。つまり、感性を高めていくということです。

 

 

昨日も、講座を主宰している側にも関わらず「おー、なるほど!こういうことだったのかー」という気づきを得ることができました。

 

美脚整体の師匠、山崎真吾さんからは、武道の身体の使い方の中の様々な考え方や感覚を、言語化、体系化して教えてもらってるのですが、

その中に「末端は動かさない」という概念があります。

 

普通の整体やマッサージの場合、身体の末端を使っていることがほとんどですよね。たとえば、指や手を動かして押したり揉んだりしています。

整体を施術するときも、力を効率よく相手に伝える場合、実は、末端に力を入れて動かすのではなく、末端は動かさずに中心から動かしていくほうが力が伝わります。

昨日は、その「末端を動かさない」の意味が一段階深く理解できた気がしました。背骨から指先まで力が伝わっていく感覚を実感したんです。

 

まとめ

という感じで、今回は「からだコーチ養成コース」について書きました。

 

これからの時代は、個人で仕事をする人が増えていく傾向があるようです。実際、周りを見ても雇われている状態から独立していく人が多くいます。

 

同じようなサービスを提供している人が乱立していくでしょう。

そうなると、お客さんから見た時に、誰から学べばいいのかがわかりづらくなってきます。

独自のウリや魅力、そして、お客さんに選ばれた時に、この人を選んで良かったと思われるように、本質的な部分での実力をつけて人に貢献できる身体のプロを目指していきたいと思っています。

 

これからも、本物になれるように身体のことを探求し感性を磨き続けていきます。

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