身体感覚基礎セミナーシリーズ【背骨編】の様子(2026年1月20日)

◆ 講座&セミナーなど
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身体感覚基礎セミナーシリーズとは?

身体の感覚を根本から見直し、動きの土台を育てる全12回のシリーズです。

身体感覚とは、

  • どこに身体があるかを感じ取る力
  • 重心やバランスを自然に保つ力
  • 触覚や関節・筋膜からの感覚情報を統合する力

といった、自分の身体を“今ここで感じる能力” のこと。 ただし、テクニックを教える場ではありません。そして、結果を競うものでもありません。

感覚を丁寧に“味わう時間”として設計されています。 

  • テーマごとの稽古
  • 身体の感覚と動きの統合
  • 自分の身体を“検証”できる力

これらを通じて、自然な動きが生まれる身体感覚を育んでいきます。毎月扱うテーマは違うので、単発受講も可能となっています。

今回のテーマは背骨

あなたが背骨の感覚を知覚できれば、”からだ”の本来持っている能力を引き出せると言っても良いでしょう。なぜなら、多くの人が大人になるにつれて腕や足などの末端や頭(脳)ばかりに頼る生活をするようになっているからです。背骨を目覚めさせることは、身体感覚を向上させる一つのきっかけとしては、非常にわかりやすい部位になります。

論理より感覚

身体感覚を向上させる(思い出していく)ためにはどうすればいいと思いますか?

  • うまくいくやり方がある
  • ステップ(段階)をクリアしていけば向上する
  • 正解がある

そんなふうに思っている人が多いかもしれません。

私たちがお伝えしている身体感覚の稽古では、こうした考え方をいったん白紙に戻して、ただ感じてみる、やってみて何を感じたのかを自分自身で内観していくことを大切にしています。

身体の使い方の正解を教えてもらい、上手になるという教室ではありません。あなた自身が持っている感覚を目覚めさせるための稽古をしていくのです。

具体的な論理(解剖学、運動生理学、運動力学、物理学など)について知ることも必要なことだとは思います。

ですが、実際に今この瞬間、自分が何をしているのか?思ったことと実際が合っているのか?相手はどう感じているのか?といった感覚を細やかに観察することを重要視していきます。

相手に押されるのを背骨を感覚して止めるのと、いつもの自分の癖で止めるのでは何がどう違うと感じるのか…。

それらの答えはあなたの中にあります。

感覚を思い出すための稽古

稽古では、一人稽古と対人稽古の二通りの稽古を行います。人が何かを感じている時、身体的にはどうなっているかを、受け手に感じてもらいます。何気なく触れた時と感じながら触れている時とでは、受け手が受ける印象がまったく違うのです。

一人稽古では、壁や床などを使い、背骨(極突起)の感覚を知覚しました。触覚や痛覚などを通じて、確かな感覚を味わって、背骨という部位の臨場感を高める稽古です。ただのエクササイズにならないように、集中しておこなうことがポイントになります。

『確かにある背骨』を『確かに感じている』これらがどういう状態なのか。その感覚を自分の中でみつけていくのです。

なんだか難しそうだと感じてしまうかもしれません。しかし、もともと誰もが持っている感覚なので、ただそれを思い出すだけでよいのです。ややこしくしてしまうのは、頭による思考が邪魔していることがほとんどです。一瞬の体現であれば、意外と簡単にできる動きもあります。

無意識化することを目指す

背骨を意識して”からだ”を動かすというのは、実は不自然な動きになります。ここでは、この意識というのは顕在意識のことを指します。自分で背骨を感じているということを頭で認識している状態のことをいいます。

一見それで良いんじゃないのって思うかもしれません。たしかに、全く意識をしていなかったのであれば、最初のうちはそれでOKです。というか意識することでしか最初は感じることができません。しかし、ある段階で無意識化していくのです。

”顕在意識 = 緊張”

顕在意識(自我のある状態)では、わずかな緊張が入ると捉えています。赤ちゃんは背骨を意識していませんが、感じています。動きたいという意志に背骨だけでなく、”からだ”が自然と動かされる。そうなることが自然体なのではないでしょうか。できるだけ自然体で。つまり、無意識で動く”からだ”を目指しているわけです。

次回開催は2026年2月17日(火)@西新宿

次回の身体感覚基礎セミナーのテーマは『胸郭』です。肋骨、胸骨、胸椎で構成される部分に着目して稽古をおこないます。

なぜ、胸郭なのかと言うと、この部分は劣化しやすいと感じるからです。現代社会では、呼吸が浅く、動きも少なく、姿勢も崩れ、胸郭が硬くなっている人が多くいます。

また、子どもであっても”からだ”をたくさん動かして遊ぶことが少なくなっていたりするのではないでしょうか。頭を優先させることが多い環境であれば、胸郭の自由な動きに制限がかかっているはずです。

スポーツ、音楽、ダンス、セラピスト、”からだ”を使って表現すること全てにおいて、小手先になりがちな動きを、”からだ”全身を使った表現にしていくためにも、この胸郭の感覚は重要になるでしょう。

詳細、お申し込みはこちらから

身体感覚 基礎セミナー2期ご案内
身体の感覚と動作を根本から見直し、自然な動きを確実に身につけてレベルアップするための12回対面基礎セミナー2期のご案内ページです。日本古来から伝わる身体感覚を高め、人生を豊かにしていこう!

NEW!講座開催のお知らせ

2026年2月から4月で開催する身体感覚レベルアップ講座6期のご案内になります。

こちらは、基礎セミナーよりもより繊細な感覚を短期的に獲得していく、少人数制の講座になります。一人ひとりの身体の癖や意識の癖、思考の癖などを踏まえて、より合理的に動かすことのできる身体感覚をみつけていきます。

ちょっとした思い込みによりうまくいかなかったことなどが、その場で解決することも当然あります。毎回、気づきの連続となる集中講座。身体を探求していきたいという方におすすめの講座となっています。

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身体感覚レベルアップ講座
身体の感覚と動作を根本から見直し、自然な動きを確実に身につけてレベルアップするための3ヶ月対面式の講座のご案内ページです。日本古来から伝わる身体感覚を誰でも体現できるように少人数での開催!
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