一流に触れるということ『桑田真澄さん指導者講習を受けての感想』

◆ 学び&気づき
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こんにちは、青木正儀です。
 
先日、桑田真澄さんの野球指導者講習に参加してきたので,そのとき学んだことをシェアしたいと思います。
 
今回のテーマはコーチング。
 
コーチは選手に何を伝えるのか?
 
とくに、この問いの答えは、
スポーツの指導に限らず、
 
親として子どもに何を伝えるのか?
などの指導する立場からの視点と
 
自分自身が学ぶ側であるときに
何を学んで身につければいいのかという
人生の指針にもなり、
どんなことにでも生かせる内容でした。
 
指導者講習会の詳細はこちら

Baidu IME_2015-7-24_18-12-38

 
その伝えるべきこととは
次のものです。
 

  • 自信
  • 自立心
  • 責任感
  • 創造力
  • 決断力
  • 努力する気持ち
  • 挑戦する気持ち
  • 社交性
  • 協調性
  • スポーツマンシップ
  • フェアプレー精神
  • コミュニケーション能力

 
プラス競技力、社会力(生きる力)を伝えるのが目的だとお話されていました。
 
人間誰しも尊いことに憧れや、理想を持っているのではないでしょうか?
 
そういう尊いことを大事にしているなと、桑田さんの話を聞いてとても感じました。
 
たとえば、コーチはロールモデルになる。
 
ロールモデルとは

 
自分にとって、
具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。

 
 
人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。
 
選手の前でタバコを吸いながら話をしたり、
中には飲酒してるコーチも見たことがあると
いうようなことを話してくれました。
 
こんな大人を見て子どもたちはどう思うのか?
なにもコーチだけの話ではありませんね。
 
親として子どものロールモデルになれるのか?
 
こんなことも考えさせられました。
 
 
もう一つコーチングとして大事だなと感じたのは
 

“Players  first, winning  second.”

 

という言葉です。
 
勝利至上主義ではなく、選手のことが第一ですよ
ということ。
 
まず選手(子ども)にとって何が一番良い選択かを考える。
よく高校野球での投手の連投が問題視されますが、
指導者側がどこまで選手のことを考えて決断しているか、
また、決断するにあたっての身体についての知識をどれだけ持っているのか?
このあたりは難しいことだと思います。
 
人との関わり方でも同じではないでしょうか?
まず自分ではなく、まず相手。
相手がどう考えているのか、なにを求めているのかを知ろうとする。
日頃からこのようなスタンスでいれば、
自然と選手や子どもたちにもそう接することができるのかなと思います。
 
パーソナルトレーナーなど接客や指導をする職業でもまったく同じことが言えると思います。
まずお客様のことを考えて何が必要で、どんなメニューを組んで、どうモチベーションを上げていくかなど
もっともっと気持ちを相手に向けて行く必要があるのではないでしょうか?
 
 
 
今回、わたしはコーチングについてはもちろんですが、もうひとつ一流に触れるという目的をもって参加しました。
 
桑田さんがどういう考え方をしているのか?
どういう話し方をするのか?
どうやって一般の方と接するのか?
こんなところも観察し吸収しようと考えています。
 
桑田さんの人間的な背景に学ぶことがたくさんありそうだと思いませんか?
 
なんとなく有名人や一線で活躍した方と触れるときには、壁があるというか、距離感を感じるものですが、
そのようなことはまったくなく誰とでも対等に接する方なんだなとすぐに分かりました。
 
この日浮かんだ言葉は”謙虚”という言葉。
 
桑田さんは、野球以外の専門的な話になると
『自分は専門家ではないので勉強中なのですが・・・』
 
とおっしゃっていました。
 
まだまだ知らないことがたくさんあって勉強し続けているという姿勢がにじみ出ていたのが印象的でした。
 
また講習会に参加する予定なので
そのときに感想などシェアしたいと思ってます。
 
それでは今日はこのへんで。
 
 
 
 
 
 

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