最初に腰を痛めたのは、小学校5年生のときでした。
朝起きようとしたらズキッ!と激痛が走りそのまま動くことができませんでした。これが腰痛との出会いです(笑)
今でも激しい運動やトレーニングで腰を痛めることがあります。
腰を痛めたら、2つアプローチをします。
ひとつめは、虚血性圧迫といってトリガーポイントなどを圧迫すること。
ふたつめは、骨盤の歪みを調整するということです。
虚血性圧迫①
いろいろなアプローチの仕方があるとは思いますが、簡単にお伝えできるものとしては、殿筋群を圧迫します。
とくに、梨状筋と中殿筋を中心に圧迫すると楽になることが多いです。
使うのはテニスボールです。
どんなふうにやるかというと・・・。
このように、仰向けに寝てお尻のしたにテニスボールを置くだけです。
このときグリグリせず、痛みが少しやわらぐまで圧迫し続けます。私はだいたい1分間ぐらいやるようにしてます。
私の場合は、右の下背部に痛みを感じるので、下の写真の梨状筋のトリガーポイントあたりにテニスボールを当てます。
ちなみに、坐骨神経痛は太ももの裏やふくらはぎなどの痛みや、しびれが出ることがあります。
この坐骨神経は梨状筋の下から出ているので、この辺りを緩めると痛みやしびれが軽減することがあります。
人によっては違う場所から出てる場合もありますが、いずれにしても殿筋群を緩めることが必要だと考えられるのではないでしょうか。
坐骨神経が骨盤から下肢に至る経路4タイプ
1. 全ての坐骨神経が梨状筋の前を通る(85%)
2. 総腓骨神経が梨状筋を貫通し、脛骨神経が梨状筋の前を通る(10%)
3. 総腓骨神経が梨状筋の後を通り、脛骨神経が梨状筋の前を通る(3%)
4. 坐骨神経が神経幹として梨状筋を貫通する(1%)
※http://seitailabo.com/chapter1/pain/pain215.html参照
虚血性圧迫②
あとは痛みを感じている箇所にも虚血性圧迫をして緩めていきます。
痛みのある箇所は血流が滞っていると考えます。
その部分を圧迫し、一時的に血流をとめたあとに圧迫をやめると血流が集まりやすくなります。
滞っていた箇所に血流が流れるようになることが痛みが和らぐことにつながると考えてます。
テニスボールをコロコロと転がすように使えば筋膜リリースといって筋肉の周り全体をタイツのように覆った膜を緩めることができます。
まとめ
今回は、虚血性圧迫のアプローチについてお伝えしました。
私は腰痛の場合、トリガーポイントを圧迫する方法を取り入れてます。
夜寝る前にやっておくと、次の日の朝には楽になってるということもあります。
痛む箇所によって使い分けてみてはいかがでしょうか。
次回は、ふたつめの骨盤の歪み調整については次回に書きたいと思います。
それではまた。
※試す場合はあくまでも自己責任でお願いいたします。
今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。
『健康』ランキング現在117位/22825サイト参加中
『健康法』ランキング現在9位/1469サイト参加中