お尻の幅が広がっていたり、お尻が垂れてしまっているのは、年齢のせいだと思っていませんか?
単に年齢のせいではなくて、お尻の幅が広がる、お尻が垂れてしまうような、身体のクセを長い期間かけてやり続けてきたことが問題なんです。
どんなクセがあるかというと、たとえば、膝の向きです。
膝の向きがある方向に向いていると、お尻の幅が広がりやすくなってしまい、脂肪もつきやすいのです。
つまり、「ねじれ」ですね。
今回は、この「ねじれ」についてお伝えしていきます。
脚のねじれがお尻の幅を広げてしまう!?
下のイラストのように、脚のねじれがあると実はお尻の幅が広がってしまいます。
イラストAは、太ももの骨が外側に開き気味で、スネが凱旋(右脚なら右側にねじれている)していて、重心が足裏の外側にかかっています。
この状態だと、大腿骨(太ももの骨)が股関節から離れる方向に力が加わってしまうので、お尻の幅が広がります。
イラストBでは、太ももの骨とスネが内旋(右脚なら左回旋している)していて、重心が足裏の内側にかかっています。
大腿骨(太ももの骨)が内旋することにより、大転子と呼ばれている出っ張った部分が、本来あるべき位置からずれてしまい、お尻の幅が広がる方向に圧がかかってしまいます。
小尻・美尻にするには脚の意識が大事
脚のねじれやクセが、お尻の幅に関係していることは理解していただけましたか?
お尻の脂肪がつきすぎだったり、骨盤周りの歪みがあったり、お尻の筋肉が落ちてくるのは、脚の使い方のクセが大きな原因になります。
脚が本来あるべき位置であれば、体型は崩れにくいと考えています。骨自体は歪みません。筋肉の緊張が歪み、ねじれを発生させます。
緊張させているのは無意識です。無意識の緊張が入っていることがクセで、そのクセによって体型が崩れてしまうのです。
小尻美人になるためのエクササイズ
お尻の幅が広がってしまうのを防ぐには、骨盤と大腿骨を正常な位置におさめておくことです。
股関節がしっかりはまった状態にしたいのですね。
そのためには、お尻の奥にある筋肉の機能を復活させなければいけません。復活と書いたのは、お尻の幅が広がってしまう人の多くが、機能の低下を起こしているからです。
機能復活のためのエクササイズをご紹介しますね。
詳しく知りたいという方は、こちらの動画をご覧ください。