やめられない!糖質依存から抜け出す方法

◆ 学び&気づき
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こんにちは、あおきです。
ここのところ、
ある実験をしていました。
というのも、いろんな人の話を聞いていて、ある疑問を持ったからなんです。

糖質を大量に食べてみる実験

話を聞くと、
そんなに活動量がないのに、
すぐに空腹になるみたいなんですね。
 
「食べなくてもいいんだろうなと
思っていても、
どうしても食べたくなってしまう。」
あなたもこんなことありませんか?
 
なんで、そんなに
お腹が空く空くんだろうか?
なんで、甘いものを
食べたくなるんだろうか?
自分でもわからないけど
そうなってしまうのは何故なのか?
という疑問です。
 
そこで、
その人たちの気持ちになってみよう
と思ってやったのが今回の実験なんです。
 
どんな実験かというと、、
糖質を大量に食べてみる
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という実験です。
 
こんな感じで実験してみました。
ある日の食事はこんな感じです。
朝、ニンジンジュース
昼、カキフライ定食
夕、ラーメン一杯目
夜、ラーメン二杯目&アイス3種類
そのほかの日も、
コーヒーに砂糖を入れてみたり
缶コーヒーやジュースも飲んでみました。
あとは、
お菓子や菓子パンも食べてみました。
 
そうしたらどうなったと思います?
2、3日したら食べれば食べるほど、
すぐにお腹が空くんですよ。
普段、2〜2.5食くらいだったのが、
3食がっつり食べても
甘いものを欲するんですね。
いったい身体の中で
何が起きているのでしょうか?
 

糖質中毒と血糖値スパイク


おそらくその原因は、
糖質の摂りすぎによる
血糖値の乱高下が原因です。
とくに、血糖値が急上昇する、
液体の糖質(缶コーヒー、ジュース、
清涼飲料水など)を摂取すると、
健康な人でも血糖値は急激に上がります。
 
この状態を「血糖値スパイク」と言います。
この「血糖値スパイク」が起きると、
今度は、ジェットコースターのように一気に下がり、
血糖値が低すぎる状態に陥ってしまうのです。
 
血糖値が正常値を下回ると
・空腹感
・不快感
・あくび
・眠気
・体のだるさ
・イライラ
・目のちらつき
・頭痛
・吐き気
・冷や汗
こういった症状が出てきます。
 
さらに下回っていくと、、
・冷や汗
・震え
・動悸
・めまい
・脈や呼吸が速くなる
・血圧上昇
・顔面蒼白
 
そしてさらに低くなると、、
・意識もうろう
・異常行動
・意識がなくなる
・痙攣
ここまでくると、
命に関わる状態になってしまいます。
 
さらに、問題なのは、
中毒性があることです。
血糖値が上がると、
セロトニンやドーパミンが分泌されて、
脳がハイな状態になるんです。
だから、
血糖値が下がったら
すぐに、
上げたくなってしまうんですね。
これを、医学博士の牧田善二氏は、
糖質中毒と著書の中で書いています。
 
糖質がやめられないのは、
こういった要因もあるということを
覚えておきましょう。
 
〜参考図書〜
医者が教える食事術
(医学博士 牧田善二氏著)
図書の紹介こちら
 
今回の実験で、
食べたらすぐにお腹がすいた理由は、
”血糖値スパイクと糖質中毒”
だったんだなぁということを実感しました。
 

糖尿病予備軍!?


血糖値は、インスリンの分泌によって下がります。
血糖値の高い状態が続いたり、
血糖値の数値が不安定になることで、
インスリンの分泌が
少なくなってしまうのが糖尿病です。
 
ちなみに、
『この食事で自律神経は整う』
著者、溝口徹氏は、
”インスリンは もともと
血糖値を下げるホルモンではなく、
脂肪を合成するホルモンである”

とおっしゃっています。
脂肪を落とすのに
血糖値の安定は欠かせない
ということになります。
 
先日、グレート義太夫さんの糖尿病生活を
テレビで紹介していたのを見ました。
糖尿病を甘く見ていたら、
腎臓が機能しなくなり、
発症以来、10年間、
週に3回5時間の透析を
受けているらしいのです。
透析というのは腎臓の代わりに
機械で人工的に体内の血液をろ過すること。
尿が出せなくなっているので、
人工的に血液をきれいな血液に
入れ替えているんですね。
これを聞いただけでも、
糖尿病って恐ろしいです。
 
でも、これって、
案外、他人事ではない話なんですよ。
厚生労働省のHPには、
=============
国内で糖尿病が強く疑われる人は690万人、
可能性を否定できない人を含めると
1,370万人と推計されている
=============

と書かれています。
 
これは、現代は糖尿病になりやすい
環境になってるからなんですね。
とくに、外食やコンビニなどで
食事をすませていると
確率は上がると思います。
問題なのは、
食べるものが糖質に偏っている
ということです。
 

糖質依存から抜け出す方法


実は、、
これも今実験中で、
まだ、若干糖質依存気味なんです。
お腹空くんですよねぇ。
解決法としては、
とにかく血糖値を安定させることです。
 
お腹が空いたら、
・血糖値が上がらないもの
(肉、魚、大豆など)を優先して食べて、
お米などの糖質は最後に食べること。
・液体の糖質は飲まないこと。
 
具体的な解決策はこういったところです。
 
概念として持っておきたいことは二つ。
・身体を作る食事、楽しい食事、
美味しい食事をバランス良く
・心から感謝できるものを口に入れる
この二つです。
 
どんな気持ちで食事をしているか、
ありがたいと思えているか、
こういったことは、
関係ないと思われがちですが、
意外と大事なことです。
 

最後に、、、

知っておきたいのは、
現代の日本は、
糖質依存になりやすい環境なんだ
ということです。
手軽に食べれるものは特に、
食欲や購買意欲を掻き立てるような
キャッチーなコピーが使われています。
ついつい商品に手が伸びてしまうように
マーケティングされているんですね。
メディアの情報やマーケティングに
惑わされないように、
身体のことに必要な知識を
自ら知ろうとすることが大切です。
 
そして、身体に目を向けることで、
身体から出ているサインを
見逃さないようにしたい。
空腹感、精神状態、肌のカサカサ、
からだの重いところ、張っているところ、
冷たいところ、疲労感などなど、、
何か問題が起こる前に、
きっとサインを出してくれているはずです。
 
・・・・・・
 
今ふと、自分の足の裏を見たら
肌がカサカサしてました(汗)
栄養素が末端に届いていない証拠です。
気をつけて生活しようと思います(笑)
 
それでは今日はこのへんで、
ありがとうございました。
青木正儀
 
ミッション
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身体の使い方、食事、栄養、考え方を通して
心体に目を向けることの重要性を広め
自然で元気な人を増やし人と人との繋がりを
大事にする社会をつくる
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