背骨回旋パワー伝達法
身体を探求する身としては、頭で理解するだけでなく、それを自らの身体で体現できるようにしていきたい。
脊椎の一つ一つを感じ取り、意図的に動かせるようになることでパフォーマンスは次元が変わります。
知識を超え自らの身体でその真実を体得していきましょう!
腰椎と胸椎から回旋させる
↓まずはYouTube動画をご覧ください↓
(0分24秒)
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腰椎から順番に回旋させ、相手に力を伝えて投げてみました。
この動画の身体感覚についてまとめたので、参考にしてみてください。
腰椎から順番に回旋させ背骨の力を相手に伝える身体感覚。
この動作は、身体の深部の感覚を活用し、背骨の一つ一つを精密にコントロールすることで、力を効率よく伝える技術です。
1. 腰椎の起点:動きのスタート地点
- 意識の集中
動作は腰椎(特にL5、L4)から始まります。
この段階で、腹部から腰椎にかけての深層筋群(回旋筋や多裂筋)を活性化し、腰椎の回旋を意図的に感じ取ることが重要です。
まずは、骨盤を固定し、回旋の起点が腰椎であることを意識します。
- 腰椎の小さな動き
腰椎の回旋角度は少ないため、小さな回旋を感じながらコントロールします。
この小さな回旋が後続の背骨の動きに連動するため、ゆっくりと丁寧に動かします。
2. 胸椎への連動:背骨全体の動きへ拡大
- 腰椎から胸椎へ
腰椎の回旋を始点として胸椎がスムーズに連動します。
胸椎の回旋範囲は大きいため、腰椎の動きに柔らかく従わせる感覚が大事です。
胸椎を一つ一つ丁寧に感じ取り、無理なく連動させることで動作に連続性を持たせます。
- 肩甲骨の固定
胸椎の回旋の力を末端に伝えるためには、肩甲骨をフラットな位置から動かさないことが重要です。
この段階で無駄な力が入らないようにリラックスしながら、胸椎からの動きが滑らかに肩や腕へと伝わるようにします。
3. 首(頸椎)までの連動:全身の統合
- 頸椎の役割
最後に頸椎が自然に回旋の力を受け取ります。
その力が抜けてしまうのを防ぐために、頸椎は最後まで動さないように注意します。
- 頭部の位置
回旋の終わりに向けて頭部を遅れて動かすことで、背骨全体から伝わるエネルギーを最大限に引き出し、全身を一つの統合されたユニットとして相手に力を伝えます。
4. 地面からの反発力を利用する
- 接地感覚の意識
背骨の回旋の力が発揮されるためには足裏の接地感覚も重要です。
(正座の場合は床に触れている箇所)
地面にしっかりと根を張るように足を感じ下半身の安定感を保ちます。
この安定感が腰椎から順に背骨を回旋させる際の基盤となり、力を効果的に相手に伝える支えになります。
- 反発力との連動
地面にしっかりと立つことで、(正座の場合はしっかりと座ることで)足から腰椎、胸椎までの一連の動きに地面からの反発力が加わり、効率的にエネルギーが伝わります。
5. 力を相手に伝える
- 全身の統合
腰椎から始まった回旋が全身に波及し、相手に力を伝えるときは、全身の動きが一つの流れであることを意識します。
力は局所的ではなく背骨全体が一本の柱となり、均等に相手に伝わる感覚が重要です。
- 骨盤の固定
骨盤を回旋させてしまうと、地面からの床反発が逃げてしまいます。
骨盤を固定させることで、力が身体の中に内在し末端を通じて相手に伝わります。
まとめ
背骨の一つ一つを丁寧に感じ取り、腰椎から順に回旋させることで、力をスムーズに相手に伝えることができます。
この感覚は、筋力に頼らず身体の構造と動きの連動性を利用して力を伝える技術であり、身体を探求する身にとって知っておきたい身体感覚の一つです。
編集後期
背骨をここまで感覚できていたら、体型も崩れにくい、、いやいや、これが感覚できていても崩れていくのは目に見えてます。
コツは、体型や若さなどを目的にしないこと。
私の場合は好きな野球のために身体と向き合えばいいだけ。
身体の探求をしたいからすればいいだけです。
やりたいことに熱中すること。
それが、身体をイキイキとさせるコツだ。
自分の中にある答えを見つけていこう!
ではまた。
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