疲れやすくて太りやすいのは栄養素の枯渇が原因

痩せたい＝体重を落とす
体重を落とす＝食事量を減らす
バランス良い食事＝野菜を多く食べる
 
というような概念を持っている方がまだまだ多いようです。
しかし、この概念が疲れやすくて太りやすい
身体を作り上げていることを多くの人は
気づいていません。
痩せたければ栄養のあるものをしっかり食べる！
これに限ります。
痩せたいという人の話を聞くと、
朝食はほとんど食べない、お昼は野菜中心、
夜は糖質カットというような食事が
とても多いのです。
おそらく、カロリーを少なくすると痩せると
思っているのだと思うのですが、
体重の減少はするものの、
何が落ちているのかが問題になってきます。
この場合多くは筋肉の分解が進む
ことが考えられるので、
筋肉が落ちていく量が多くなるでしょう。
筋肉が少なくなると熱を作り出す量が減り、
一日の消費するエネルギーが減って
しまい、痩せにくく太りやすい
体質になってしまうのです。
このような日が何日も続くと、
身体の中の栄養素は必ず枯渇します。
すぐにお菓子が食べたくなるとか、
甘いものを欲してしまうことが
よくあると思いますが、
これは、決して脳が疲れてそういった
ものを欲しがっているのではありません。
本当はほかの栄養素を身体は
欲しがっているのです。
ですから、とくに主菜を怖がらずに
しっかりと摂取することです。
 
そもそも人は何のために食べるのか？
 
美味しいものを好きなだけ食べたい
という人生もいいと思います。
何も気にせず生きていくのもいいと思います。
でも、どこかで身体のことを気遣って
おくことも悪いことではないと思いますよ。
今の延長が未来である。
今日の自分が明日を作り、
明日の自分がその次の日を作り、
そして、１年、５年、１０年先を作っていく。
そんな考えで、今の自分に
投資してみてもいいかもしれません。
健康寿命を伸ばすって言われ始めていますが
これは、早期発見のために健康診断をこまめに
受けておくということではないと思います。
身体が長く使えるように、
自分自身で日々身体を気遣い
負担ばかりかけないようにする。
それが健康寿命に繋がるのでは
ないでしょうか？