前回は、加圧トレーナー時代の孤独感と不安についてお話しました。
孤独だった加圧トレーナー時代→https://aomasa.net/?p=7291
もともと僕は、工場で働いたり、倉庫で働いたりと、会社員をやっていました。
よく、毎日満員電車に乗って決められた時間働いて、1日のほとんどがやりたくないことで帰宅したら疲れ切って寝るだけ、、、
なんていう生活の人が多いと聞きます
僕も過去、同じような生活がいやだーーーーーって強烈に思ったんです。
というか、
身体が拒否反応を示してボロボロでした、、
カラダには湿疹ができ、
精神的にも落ち込み、
それで、会社を飛び出し個人で仕事をすることを選択しました。
飛び出したらそらはそれでキツイことあります。
でも、同じキツさなら、よりよくなる方向に向かうキツさの方がよくないですか?
どちらにしてもいろいろ大変だとしたら、成長や挑戦しながら生きて行きたい、僕の場合はそう思ったんです。
しかし、やっぱり独立はそんなに甘いものでは、ありませんでした。
そして、こんな葛藤とも戦っていました。
トレーナーのくせにケガばかりしている自分への葛藤
脱臼15回、膝の前十字靭帯断裂、腰痛、首痛、頭痛など、
ケガや痛みを抱えていることが当たり前という身体でした。
トレーニングもしてる、ストレッチもやっている、解剖学も知っている、筋トレのフォームも理解している、
お客さんには偉そうに指導しているくせに自分の身体はケガや痛みだらけ、これでは見本にならないし、説得力がありません。
あとは、単純に痛いのがツライ、、
トレーナー同士でストレッチの練習をしているときに肩が脱臼したこともあります。
膝を痛めてびっこをひきながらセッションしていた頃もあります。
これじゃ、身体のプロとして恥ずかしいですよね。
だから、自信がありませんでした。
独立して、自分のスタジオを経営してお客さんが今はいたとしても、今後必ず少なくなっていくだろう加圧のブームは去ってしまうだろう、
なにか他にないかな?
なにか良い方法があるのでは?
常に焦りと不安だらけ、そうやって探していたときたまたまツイッターに流れてきた、一本の動画が目にとまりました。
そこで、見つけたのが、『和身塾』だったのです。
和身塾との出会い
山崎さんの動画をYouTubeで見て、何これ?って思いました。
なんか良くわからないけど、人がヒョイって投げられていたり、動きを止めようとしているのに簡単に動かされたり、絶対嘘でしょ!って思ってました(笑)
疑えば疑うほど、知りたい!体感したい!と僕の心は動かされていきます。
でも、大阪だしなぁ、交通費かかるしなぁ、どうしようー、、
なんて思ってたのに、気がついたらセミナーに申し込んでいたのです。
当時はまだ、奥さんにこのセミナー行ってきてもいい?なんて聞いてました。
で、セミナーの日を迎えて身体原理についての座学と実践ワークを受けに大阪へ、、
そこで聞いたこと、見たことは初めてのことばかりで、ハッキリ言って意味がわからないことばっかりでポカーンとしてました(笑)
これまで、筋トレなどしてきて筋肉をつければパフォーマンスは上がると思っていました。
でも、和身塾では筋力をムダに使わずに身体を使う稽古をします。
二人組になって人と稽古することも新鮮でした。
はじめは良くわからなかったのですが、なんかおもしろい!って感じたんです。
とくに、背骨が大事だという視点。
背骨の強さ
背骨の柔らかさ
背骨の感覚
稽古をすることで背骨への意識がまったくなかったことに気づいて身体の可能性が広がっていくのでは?
という期待と希望を持ったのです。
ケガがなくなるんじゃないか?
パフォーマンスが上がるんじゃないか?
自分の身体がもっとよくなるんじゃないか?
そんな未来を想像しました。
そして、気がつけば次の半年講座に申し込んでいました、、
この講座に申し込んだことでいろんなことに気づくことに、、
あんなことも、こんなことも、・・・・・・・
当時、膝の前十字靭帯の再腱手術をしたばかりで正座ができなかったり、体脂肪率も20%近くあったりと、身体は相変わらずでトレーナーとしても経験も実績もウリもないただの加圧トレーナー。
そこから変化していくための第一歩となる講座がスタートすることになります。
といったところで、今回はそろそろ終わりたいと思います。
続きは、次回またお伝えしますね!ではでは。
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